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イヌミチ
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あるある大辞典のガセネタから幾ばくか経ちまして、
やっとこさ納豆が普通に手にはいるようになりました。
納豆が食べたい時に食べられないのは死活問題ですよ、ね!
放送翌日から納豆が店から消えてから今まで、かなりストレスがたまってました。
何か言われた途端アリのように群がりやがって!貧乏人の味方なんだぞー納豆は!と
ぷりぷりしてました(あともやしも優秀ですね)。
まあ納豆がダイエットに効くとなってバカ売れしたのも、
皆にとって納豆がそれだけ身近だったから、始めやすいと思ったんだろうなあとは
思いますけれども(納豆が食べれるようになって、思考にゆとりが出てきた)。

品切れのあと、大量入荷しちゃったお店は大変だろうなあ。
私が責任を持って食べますので、少しお安くしてお店に出してください。

ってこんな事を書くから納豆が食べたくなってきた…。

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07/01/06 本 よりどりみどりの短編集「失はれる物語」 を投稿しました。

親がハリー・ポッターを読んでいるのですが、その集中力が羨ましい。
横文字ファンタジーシリーズというものに挑戦しようという気が起きない。
何故なら名前が覚えられない。…あああああこんなんでいいのかーー。

感想書くのが遅れていて色々たまって来ちゃったです。
地道にやっていこう。来てくれる人に感謝です。


神様

 神様
著者: 川上弘美
出版社: 中央公論新社
サイズ: 文庫
ページ数: 203p
発行年月: 2001年10月

個人的評価:★★★★

「くまにさそわれて散歩にでる。川原にいくのである。」

冒頭の文にやられてしまった。しまった、と思った。
面白いものに当たってしまったぞ、と。

これで期待しない方が可笑しい。そして読んでみたら
やっぱり面白かったんである。
この短編集は一連の話なんである。想像を壊すようで申し訳ないが、
言ってしまうとくまがでてきたり、壷の精が出てきたり、人魚が出てきたり、
それはもう盛りだくさんで楽しさがつきない。
盛りだくさんだから賑やかなのかというと、そうでもない。
含み笑いをするような、静かな楽しさ。そしておかしかったり、
切なくなったり、背中がひやっとしたり、悲しいような、
ぽわんぽわんする話達です。これは是非読んで頂きたい。
心がまったりします。

好きな話は断トツに表題作「神様」。
ページが短いのに一番印象に残っている。
これを2時間で書き上げたと著者はあとがきでかいているが、
それだけ「書きたい」という思いが強かっただろうか。
そのときの気持ちに近づきたくて今も作家をしているという。
近づいて欲しいものである。

06/12/04男が嘘を言う時、女は何を思うか「嘘つき男と泣き虫女」
06/12/28 さらけ出して全部書きます「さびしいまる、くるしいまる。」
を追加したので報告です。今年は本読めるかなあ。

あと フォントの大きさや行間、色などを若干変更しました。
反映されていない記事もありますが、読みやすくなったでしょうか。
他にも改善点ありましたら教えてください。


失はれる物語  失はれる物語
著者: 乙一
出版社: 角川書店
サイズ: 文庫
ページ数: 381p
発行年月: 2006年06月

個人的評価:★★★

乙一の作品を読むのはこれが2度目である。
前回読んでから随分間が空いてしまった。
それというのも、自分が読むのを避けていたためであるが。
文章がまとわりついて離れない感じがしたので「この人の文章は
自分には合わない文章」と決めつけ読むのをやめてしまった。
然し最近あれから時間が経っている事だし、と手に取ってみたのが
今回の「失はれる物語」なのである。

結論から言えば、悪くなかった。楽しめた。
前回はなぜあんなに嫌ったのだろうと考えてみたのだが、
物語の流れと言葉があっていない事があるので、
それが理由かも知れない。例えば「傷」。ストーリーは面白い。
しかし11歳の少年が「無垢」や「禍々しい」などといった
言葉を使うだろうか?総て別の言葉にしろとは言わないが、
一人称を「オレ」と折角少年らしい軽いものにているのだから
「きれい」とか「ぞっとする」などにしても良いのでは、と思う。
読んでいる側は、少年の目線でみていた物語の世界が、
少年らしからぬ言葉の混入によって目線がぐにゃぐにゃ変わってしまい、
違和感を感じてしまう。

個人的に好きな話は「手を握る泥棒の話」。焦らなきゃいけない場面なのに
情景を想像すると滑稽で面白い。コメディである。
「しあわせは猫のかたち」。幽霊と同居する?お約束を裏切った話。
ほほえましく、少し切なく、くすりと笑ってしまう。
「ボクの賢いパンツくん」これは題名からして引きつけられるでしょう。
ハイなテンションは最後まで続き、少年は少し成長する。
こんなパンツが欲しい。だれかください。

反対に苦手な話は「マリアの指」。
〔以下ネタバレ含む〕
問答しながら推理としていく過程は楽しめたが、
指という小さくて軽い物が、投げたら線路を越えて金網を越えて、
反対側に行くほどのものなのか?しかも女性の腕力で。
野球部で男性の主人公と同じように考えちゃ無理があると思う。
あと、中学生の時の筆跡と、大学生時の筆跡が、同一のものである、
とするのも無理があるのでは。大学からの友人からみても
これはマリアの字だ、と思わせるなんて、
どれだけ変わってないんだよマリア!

こう並べてみると、自分がどんな話が好きで、また苦手なのかが
なんとなく見えてきますね。

ところで「Calling You」は映画「バクダット・カフェ」の曲名なんですが、
この歌中村うさぎもなにか言っていたなあ。そんなに良い曲なのかな。
時間があったらこの映画、見てみよう。

 

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イヌもあるけばミチとなる。 橙、虹色、みちはいろいろ。 読んだ本やら映画について、悪文をまき散らして 紙魚になってみたいなどと呟くブログ。
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 大体乗っかります。
 読んだ本の内容を忘れて
 また読むという事を無くす為に
 開設。 ああしかし文章は
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